看護師と介護士の考え方の違い(デイサービス編)
こんにちは、keyです‼️
今回は、看護師と介護士の考え方の違いについてお話します。
私は看護師として13年働いてきて・・・
デイサービスの看護師として働いていた頃の話です。
介護保険を利用してデイサービスを利用されるのですが・・・
介護加算(利用料)の関係上・・・介護認定:要支援1・2
の利用者さんへは、運動を実施することを必須としてます。
ここでいう運動とは・・・
マシンを使った運動や体操などのこと事をいいます。
運動をしていなければ利用料金を全額請求する事ができないので・・・
利用者さんの気分が乗らなくても、「やりたくない」と断ろうとも運動をしていただく事になることが多いんです。
看護師としては、やる気を引き出して運動を勧めるが・・・
まれに・・・「やっていただかないと困るんです」や
「運動しないならご飯はナシ」とおっしゃる介護士さんがいらっしゃいます。
その言葉に始め衝撃をうけ・・・ショックでした。
看護師は相手を不快にしてはいけないし、押し付けはしてはいけない。
と徹底的に教育され言葉遣いを矯正されるからです。
もちろん、丁寧な介護士の方もいらっしゃいます!
全員がそうではないし、利用者さんのことを1番に考えてる素晴らしい介護士さんも知っています。
しかし、介護の世界はやはり重労働で大変だな💦と思います‼️
さらに、看護と介護の違いは・・・
介護の世界はサービス色が強いことです!
これは何かというと・・・
超高齢社会になった今、介護サービスを受けられる方が多くなり、
様々なサービスを提供し集客をしなければ経営として成り立たない事業所もあります。
そこは、仕方がないのですが、
利用される方へお風呂をいれてさしあげるのですが・・・
とにかく、流れ作業で、「手早くお風呂に入って欲しい‼️」
との思いから・・・自身でお風呂に入ることができても全てやってさしあげるのです。
看護師の思考としては・・・
ご自身でできるところは自分でしていただく。
例えば・・・
お風呂の場面でも自身でできない所はお手伝いし、できる所(残存機能)は自身で行ってもらうことで、今できるチカラを維持していく。
という思考を看護学校では徹底的に学びます。
しかし、デイサービスは「サービス」ですから・・・
できる所(残存機能)と介助を要す所の評価はあまり細かくはいたしません。
サービスを提供することが目的なので、やってさしあげる事が目的です。
なので、自身で髪を乾かすことができたとしても・・・
ドライヤーで髪を乾かしてさしあげるのが介護の世界です。
始めは、できる所もお手伝いすることに、ものすごく抵抗感を感じていました。
しかし、サービスである。と考えをもったことで 看護と介護 の世界は別物である‼️
ということがわかったのです。
もちろん、医療の世界としては同じです。
役割がそれぞれ違うので協力なしではやっていけないと思います😊
互いに得意分野を生かし、より良いサービスの提供ができるよう私も勉強させていただきます💖
次回は・・・よくある外来受診のでき事 についてお話します。